AGA(男性型脱毛症)の原因が発毛サイクル(ヘアサイクル)の乱れということをご存知でしょうか?
成人男性の薄毛の9割以上がAGA(男性型脱毛症)であり、その一番の原因は発毛サイクル(ヘアサイクル)の乱れによるものです。
発毛サイクル(ヘアサイクル)を正常に戻すことがAGAを改善するためには必要です。
発毛サイクルとは何か、発毛サイクルを正常に戻す方法はあるのかということを説明していきます。
発毛サイクル(ヘアサイクル)とは
人の髪の毛には発毛サイクル(ヘアサイクル)というものがあり、全ての髪の毛は成長期、退行期、休止期のどれかに属しています。
成長期・・・新たな髪の毛が生えはじめ、活発に成長する時期で髪の毛全体の90%がこの成長期にあたります。成長期は2年~6年だと言われています。
退行期・・・徐々に髪の毛の成長が鈍くなり、成長が止まる時期で髪の毛全体の1%がこの退行期にあたります。退行期は2週間程度と言われています。
休止期・・・髪の毛の成長が完全に止まり、抜けるのを待っている時期です。新たに生えてくる髪の毛に押し出されたり、洗髪によって髪の毛が抜けていきます。髪の毛全体の10%がこの休止期で、3カ月~4カ月程だと言われています。
髪の毛それぞれがこの成長期→退行期→休止期という流れを繰り返しているのです。
しかし、AGAの人はこの発毛サイクル(ヘアサイクル)が乱れ、成長期が非常に短くなってしますのです。
成長期が極端に短くなることによって、新たに生えてきた髪の毛が全然成長しない段階で抜けてしまいます。
それを繰り返しているうちに最終的に髪の毛が生えてこなくなってしまうのです。
発毛サイクル(ヘアサイクル)が乱れる原因
ヘアサイクルが乱れる原因には喫煙習慣や食生活等の生活習慣という事もありますが、最も多い原因がDHT(ジヒドロテストステロン)という強力な男性ホルモンの発生によるものです。
DHT(ジヒドロテストステロン)は男性ホルモンの一種であるテストステロンと5aリダクターゼという還元酵素が結合することによって発生します。
テストステロンとDHT(ジヒドロテストステロン)は同じ男性ホルモンでも体にもたらす働きが違います。
テストステロンの作用
・生殖器の増大
・性欲の増加
・精子生成量の増加
・骨格・筋肉の成長
・やる気、行動力の増進
DHT(ジヒドロテストステロン)の作用
・薄毛
・体毛の増加
・精力の減退
・前立腺が肥大
この用に同じ男性ホルモンでもテストステロンは必要でDHT(ジヒドロテストステロン)は必要ないということがわかります。
そしてこのDHT(ジヒドロテストステロン)が発毛サイクルを乱し、薄毛を進行させているのです。
発毛サイクル(へサイクル)を正常に戻すには
発毛サイクルを正常に戻すためには上記で説明したDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑制する必要があります。
AGAは進行性であり、DHT(ジヒドロテストステロン)が自然と減って行くなんてことはあり得ません。
何もしなければ発毛サイクルが乱れ、薄毛は進行していきます。
このDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑制するためには薬で治療するしかありません。
DHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する薬の成分は2種類あります。
一つはフィナステリドという成分で、もう一つはデュタステリドという成分です。
この二つの成分はAGA改善に効果があると認定されている成分でAGA治療で多く使われています。
フィナステリドの効果や詳細については
【激安】『フィナロイド』の効果と効果が現れるまでの期間※私は6カ月で効果を実感!
の記事を参照してください。
デュタステリドの効果や詳細については
【発毛成分】デュタステリドの内服薬『デュタボルブ』とは AGA治療薬プロペシアとは違う?
の記事を参照して下さい。
フィナステリドやデュタステリドは5aリダクターゼの発生を抑制する効果があるため、DHT(ジヒドロテストステロン)の発生も同時に抑制してくれます。
私はフィナステリドの内服薬である『フィナロイド』を服用してAGAを改善することができました。
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